おすすめ問題集

実戦問題集 JES出版


この問題集は実に洗練されており,素晴らしい.

繰り返し解かせたい問題がしつこく載せてあり,いらない問題がほとんどない.

この問題集をやらせた子が実力テストで20点ほどUPした.

個人で取り寄せができるので使ってみてほしい.

なお,80点以上取りたい!!っていう人以外は白い四角で囲まれた番号のついている問題のみで良い.(黒い方は難しい)


「夢がない人こそ大学に行くべきだ」


紹介する問題集が1つでページが寂しいので,少し将来のことについても書いておこうと思い,結論を先に書いた.気になる人は読んでもらえたら嬉しい.


「なぜ勉強するのか」と疑問に思ったことはないだろうか.

自分の中学時代を振り返ると,納得できる正解が見つからず勉強はほどほどに遊びに出かけてばかりいた気がする.


そんな中,父親が正解の一つと思えることを教えてくれた.

「自分の仕事を決めるとき,小さい範囲の中から選ぶのと,大きい範囲の中から選ぶのどちらがいい? 勉強は大きい範囲から仕事を選ぶためにするんだ」


これは今でも自分の中の一つの正解になっている.だからその一歩目になる高校受験は大きな選択だと思う.二十歳のとき成人式で中学生の同級生と会ったとき,それを実感した.かつての同級生はみんないろんな人生を歩んでいた.


同級生のほとんどは仕事をしているか大学に通っているかだった.自分の高校は進学校(ほぼ全員が大学に進む高校のこと)だったので,仕事をしている人がいること自体に驚いた.そして働いていた人の中で本当にしたい仕事をしている人は,正直言うと,ほぼいなかったように思う.


ここからはあくまで自分の想像なので,聞き流してほしい.高校に入ったあと,部活をやったり,友達と遊びに行ったり,バイトをしたりして高校生活を楽しむ.そして高校3年生になり担任の先生にこう言われる.「君は卒業してからどうするのか」と.


今,中学生のみんなの中に夢を持っている人はどのくらいいるだろう.ほとんどいないのではないかと思うし,矛盾しているかもしれないけど,ほとんど何か漠然と持っているような気もする.はっきり決まっている人はその夢のために頑張ってほしい.はっきりない人はそれでいい.やりたいことなど真剣に考えたら,見つけられないで人生を終える人もいるくらいだ.見つかったらラッキーくらいの気でいたらいい.


自分のことを振り返ると,夢と呼べないけど漠然と少し偉い人になりたかった.というのも小さいころ時代劇をよくみていて,偉い人はいろいろ(いい服を着たり,悪い人をやっつけたり,美味しいものを食べたり)できるのに,偉くない人はやりたいことができないように思ったからだ.


本題からそれたが,これから自分がする仕事を決めるとき,何をしたいのか,何に向いているのか,給料はどれくらいなのか,その仕事はすぐできるのか,場所はどこか,などいろいろ考えることがある.その選択を高校3年生でするには相当苦労するのではないかと思う.ちなみに3歳上の大学3年生でさえ相当苦労している.


なので今の中学生に伝えたい.

「夢がない人こそ大学に行くべきだ」


大学に行けば仕事を選ぶのを先送りにできる.しかも高校時代に選べる範囲よりはるかに広いところから仕事を選べる.しかも自由な時間がたくさんある.バイトもたくさんできて自分の興味のあることを探すこともできる.また,精神的に成長すると意外と考えもコロコロ変わる.


仕事をして,向いてなければやめればいいと思うかもしれない.しかしやめた人はすぐ仕事を選ぶことはできない.すぐやめる人と仕事をしたい人はいないからだ.やはりよく考えてから仕事を選んだ方がいい.


そのために今,勉強をして,進学校に進んでほしいと思う.

そしてみなさんの将来の幸せを願いたい.

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