ここではエネルギーについて学んでいく。
結論から言うと、
痛さを与えるほどのちから=エネルギー
だ。
詳しく説明していこう。
ここで2つのばめんを考えてみてほしい。
・走っている車にあたる
痛い、というか大変なことになる。
・学校の2階のベランダから落としたボウリングの球にあたる
痛い、というかこれもやはり大変なことになる。
当たり前だが、走る車や高いところにあるボウリング球は、あたると痛い。この「当たったら痛いもの」を「エネルギーをもっているもの」という。
考え方は、痛さを与えるほどのちから(エネルギー)をもっている、という感じだ。
少し大切なことを言っておく。
中学でならうエネルギーは2種類ある。
1. 運動エネルギー
例) 速いもの(動いているもの)がもっているちから
2. 位置エネルギー
例) 高いところにあるものがもっているちから
これら2つだ。
この2つを合わせたものを力学的エネルギーとよんでいる。
つまり
運動エネルギー+位置エネルギー=力学的エネルギー
だ。
説明しよう。
ダブルコンボ(速くて高い)のときはめちゃめちゃ痛い。
痛さを考えるときは、ぜんぶのちから(速いちから+高いちから)を考える必要がある。誰かがこれを力学的エネルギーと名付けた。
最後に1つ大切なことがある。
覚えておいてほしい。
速さと高さはどっちかが大きくなるとともうかたほうは小さくなる。
イメージでいうと、速さと高さを足したらずっと同じくらいになる。
これを力学的エネルギーの保存という。
これまたイメージでいうと、
力学的エネルギー(速さ+高さ)が保存(ずっとかわらない)ということ。
説明しよう。
例えばブランコを想像してみてほしい。
一番地面に近いとき(高さが小さいとき)速くて、一番高さが大きいとき動きは止まる(速さが小さい)。
これは振り子も同じ。
ちなみに教科書ではブランコだとカッコ悪いので振り子になってるはずだ。
最後に。
力学的エネルギーの保存
を説明できるようになれば、エネルギーについてはマスターしたことになる。
しっかり理解しておこう!
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