ここでは「岩」について話していきます.
岩がイメージしにくいなら,石をイメージしてもよいです.
さっそく始めましょう.
岩の材料は
・マグマ
・いろいろ
の2つがあります.「いろいろ」はマグマ以外のもののことです.
まずマグマでできる岩について話します.
マグマからできた岩を「火成岩(かせいがん)」といいます.
火(マグマ)から成る(できる)岩 という意味で名前をつけました.
マグマは地中にある熱くてドロドロしたやつで,冷えると固まります.
マグマから岩を作るときには作り方が2通りあります.
・急に冷やして固める
・じっくり冷やして固める
です.
急に冷やすとちょっと雑な感じにできあがり,じっくり作るとかっちりできあがります.
ここで火山について話しておきます.
マグマはときどき地面からふきだして,そして冷えて固まります.
そして山のようになります.これを火山といいます.
マグマは地面からふきでて固まるときもあるし,ふきでる前に固まるときもあります.
ふきでてから固まるときは急に冷えて固まります.
地面の下のマグマは、冬の朝の布団の中みたいな感じです.布団の中はあったかいけど,
布団から出たらめちゃくちゃ寒い.
マグマもそういう感じだと思ってください.そしてめちゃめちゃはやく固まる.
ふきでる前,地下深くで固まるときは,じっくり冷えて固まる.
冬の布団の中みたいな感じです.布団の中はあったかい.
でも足の方が少し寒かったりする.
マグマもそういう感じでちょっとずつ,本当にちょっとずつ冷えて固まっていきます.
マグマが急に冷えてできた岩を「火山岩(かざんがん)」,
マグマがじっくり冷えてできた岩を「深成岩(しんせいがん)」という.
火山岩は「地下から表面(火山)に出てきて,すぐできる岩」という意味だ.
深成岩は「深いところで成る(できる)岩」という意味だ.
火山岩はざつな感じ,深成岩はていねいな感じなので,中身もちがう.
ざつな中身のことを,斑状組織(はんじょうそしき),
ていねいなのを,等粒状組織(とうりゅうじょうそしき)といいます.
斑状組織は斑晶(はんしょう)というツブと石基(せっき)という背景みたいなやつでできています.
教科書の絵をみてみてください.
ちなみに等粒状組織は,等しい粒でできた組織という意味です.
今まで話してきた「火成岩」「火山岩」「深成岩」を整理しておきましょう.
アイドルを考えてみてください。「ジャニーズ」というそしきがあります.
その中に「嵐」「TOKIO」というグループがあります.
例えると
火成岩=ジャニーズ
火山岩=嵐
深成岩=TOKIO
という感じです.
嵐のグループには大野くん,櫻井くん,松潤などメンバーがいます.
それと同じでそれぞれのグループで代表的な岩があります.
深成岩:かこうがん せんりょくがん,はんれいがん
火山岩:りゅうもんがん あんざんがん げんぶがん
覚え方(一番前の文字を覚える)
しん かん せん は
か り あ げ
次に,岩の材料が いろいろ のときを紹介します.
いろいろなもの(マグマ以外)が材料になっている岩のことを「堆積岩(たいせきがん)」といいます.
材料によってこまかく名前がついています.
材料は大きく分けると3つです.小石が材料になるやつ,火山灰(火山から出たこなみたいなやつ)が材料になるやつ,生き物の死骸(しがい)が材料になるやつです.
まず小石が材料になるやつを紹介します.
小石といっても,めちゃめちゃ小さいものをイメージしてください.砂場の砂をよーく見たときのちっちゃいツブみたいなやつです.
あの砂場のやつより少し大きいものを れき といいます.
砂場のやつは 砂 です.
砂場のやつより小さいやつは 泥(どろ)です.泥の中につぶがある感じしないと思いますが,じつはあります.
示準化石の覚え方
古びた さい ふ
あ き ちで
し な びた
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